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2021.09.03

【2021年8月】タイトル書き換えアルゴリズムがアップデート!

2021年8月タイトル書き換えアルゴリズムがアップデート!

8月中旬から、google検索結果においてタイトルの書き換えが多発しており、多くの報告がされていました。

弊社管理サイトでもいくつものタイトル変更が見られております。

タイトルの書き換えが指摘されるようになった翌週、googleは2021年8月24日にwebページのタイトル生成のアルゴリズムをアップデートしたと、google検索セントラルで公式に発表しました。

title書き換え

タイトルの書き換え自体は、今回のアルゴリズアップデートによるものだけではなく、以前から取り入れられている仕様で、2010年あたりから書き換えが発生するようになっています。

googleは<title>タグをヒントに検索結果に表示するタイトルを生成しますが、必ずしもtitleタグを採用するわけではありません。

よりページの内容がわかりやすい、役に立つと判断した場合は、ウェブマスターの意思に関わらずタイトルの変更を行います。

今回はこの書き換えのアルゴリズムが変更されました。

大きな変更点としては、以前は検索クエリに応じてタイトルの生成がされていましたが、今回の変更ではページの内容に応じてタイトルの変更がされるようになったようです。

特にページ内で視覚的に目立つ要素からタイトルを変更するようになっており、特にh1やヘッダータグ(headではない)内のテキスト等をヒントに生成されるようです。

今後タイトル変更のコントロールができるようになるか?

タイトルの変更に関しては、以前からウェブマスター側で拒否(オプトアウト)できるような仕組みを求める声が多い状況です。

今回のアップデートでも多くのフィードバックがあったようですが、英語版オフィスアワーの中でジョン・ミューラー氏からオプトアウトの提供予定は無いとコメントされています。

また、今後フィードバックをもとに改善をしていくため、titleタグをいたずらに変更しない方がいいともコメントしています。

関連性の低いタイトルが増えている

今回のアルゴリズム変更によって、ページ内の要素からタイトルの変更が行われるようになりましたが、うまく書き換えられていないケースも多く、関連性の低いタイトルへの変更や、重要なキーワードの欠落、文章構造のおかしいタイトルへの変更等、一部首をかしげる変更がされている報告が多く上がっています。

公式のコミュニティにも多くの事例が報告されており、近い内に再調整のアップデートが入る可能性も考えられます。

【不動産サイト例】

2021年9月の検索結果

○○駅の新築マンションのようなtitleタグが設定されているにも関わらず、駅名がショートしており、「駅の新築分譲マンション」に書き換えられてしまっています。

【弊社例】

2021年9月の検索結果

A/Bテストに関するページのタイトルから「A/Bテスト」がショートしており、何についてのページなのかがわかりにくい状況になっています。

ランキングへの影響

今回のタイトル生成アルゴリズムのアップデートによってランキングに影響があるのかが気になる方も多いかと思いますが、このアップデートによるランクへの影響はありません。

タイトルの書き換えは、検索順位が決定したあとに行われる為です。

titleタグはランキングへの影響が大きい要素ですので、意図しないタイトルの書き換えが起きたとしても慌ててtitleタグの修正はしないことを推奨します。

ただし、明らかにおかしな書き換えがされている場合や、CTRが異常に下がってしまったという場合は、慎重に修正を検討した方がいいでしょう。

タイトルが変更される要因

ほとんどの場合では、titleタグからタイトルが生成されますが、タイトル変更は往々にして起こります。

googleはタイトルを変更するケースとして以下のようなポイントを紹介しています。

  • 長すぎるタイトル
  • キーワード数が多すぎるタイトル
  • titleタグがない

それぞれもう少し詳しく紹介します。

長すぎるタイトル

現在検索結果に表示されるタイトルの文字数は約30文字前後です。

これ以上長い場合は「…」のように途中で切れるか、表示範囲に収まるように、わかりやすい形に(google曰く)タイトルの書き換えが行われることがあります。

また、反対に極端に文字数が少ない場合も書き換えが行われるケースが多くみられます。

サイトのTOPページに「TOP」等のtitleタグが設定されている場合は、サイト名や会社名を含めたタイトルに変更されているケース等が見られます。

キーワード数が多すぎるタイトル

SEOを意識して、多くのキーワードをtitleタグに詰め込む手法は過去に多くみられました。

その意識を今も持っている方がやってしまいがちの失敗例で、キーワードを詰め込むことで反対にわかりずらくなっていたり、タイトルが長くなってしまっている場合に書き換えが行われます。

titleタグががない

そもそもtitleタグがない場合は当然ですが、ページの内容からヒントを得てgoogleが自動的にタイトルを設定します。

意図しないタイトルになってしまいやすい為、各ページには必ずtitleタグを設定しましょう。

また、google検索セントラルで紹介されている要因意外にもいくつか原因が考えられます。

ページの内容と明らかに異なるtitleタグが設定されている場合や、複数ページにわたって同じ内容のtitleタグが設定されている場合などは、googleによってタイトルが変更される可能性があります。

タイトル変更を極力避ける方法

教科書的な答えになりますが、適切なタイトルを表示させる為にはガイドラインに従うことが最も効果敵です。

ガイドラインに掛かれている主な方法は以下とおりです。

  • すべてのページで<title>タグでタイトルを指定する
  • 具体的でわかりやすいタイトルを設定する
  • 複数ページで同じタイトルを設定しない
  • タイトル部分を目立たせる

まとめ

今回のアップデートは検索順位に影響するものではありませんが、検索結果への影響は大きくなっています。

ただし、今後もタイトルの調整は続く可能性がありますので、慌てて修正を繰り返すことは避けた方がいいでしょう。

大幅にCTRが下がった等の場合は、慎重に修正を検討してください。

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