お問い合わせ

BLOGブログ

2020.11.20

data-vocabulary.orgのサポートが2021年1月29日で終了!対処方法は?


data-vocabulary.orgのサポートは2020年4月6日に終了するという予定でしたが、新型コロナウィルスの影響を考慮し、延期されていました。
最近になりGoogleは、このdata-vocabulary.orgのサポートを2021年1月29日をもって終了すると正式に告知しました。

▷data-vocabulary.orgを使用しているサイトには警告が!

現在でもdata-vocabulary.org を使用しているサイトは、例えば昔ながらのサイトや長く使っている CMS のテーマなどがあげられそうですが、特にパンくずリストでの使用している場合が多いのではないでしょうか。

data-vocabulary.orgでマークアップしている場合、サーチコンソール上で警告が出るようになっています。
また、リッチリザルトテストを行った場合にも有効なリッチリザルトとして認識はされるのですが、サーチコンソールと同様に警告が出るでしょう。
※サーチコンソールの画面で「data-vocabulary.orgスキーマのサポートは終了します(任意)」という警告が出て困っている方もいらっしゃるかと思います。

現状としては、警告が出ていたとしてもdata-vocabulary.org は有効となっていますが、2021年1月29日以降は認識されなくなると考えられます。

▼Googleデベロッパーガイドには下記のような記載があります。

2021年1月29日以降、data-vocabulary.orgマークアップはGoogleのリッチリザルト機能でサポートされなくなります。2021年1月29日以降もマークアップを機能させるには、data-vocabulary.orgマークアップをschema.orgマークアップに置き換える必要があります。

▷schema.org への移行を

つまり、data-vocabulary.orgを使用している場合の対処方法はschema.orgへの移行です。

書き換えの例を下記にまとめていますが、CMS等のテンプレートやプラグインを使用して実装している場合には、一度作成者に問い合わせてdata-vocabulary.orgからschema.orgに書き換えてもらうようにお願いしましょう。

▼書き換えの例

data-vocabulary.orgで書かれているものがこちらです。

〇data-vocabulary.orgの場合




schema.org に移行する場合は下記のように書き換えてください。

〇schema.org に移行する場合




data-vocabulary.orgとschema.orgがどのような対応関係になっているかは以下の通りとなります。

・パンくずリスト全体に関して
「data-vocabulary.org」…属性なし
「schema.org」… itemscope / itemtype=https://schema.org/BreadcrumbList

・パンくず各種に関して
「data-vocabulary.org」… itemscope itemtype=”http://data-vocabulary.org/Breadcrumb”
「schema.org」…itemprop=”itemListElement” / itemscope / itemtype=”https://schema.org/ListItem”

・リンクに関して
「data-vocabulary.org」… itemprop=”url”
「schema.org」… itemprop=”item”

・パンくず名に関して
「data-vocabulary.org」… itemprop=”title”
「schema.org」… itemprop=”name”

・順番に関して
「data-vocabulary.org」…属性なし
「schema.org」… itemprop=”position”

▷そもそも構造化データとはどういうもの?

Googleデベロッパーガイドには下記のように記載されています。

Google 検索では、ページのコンテンツを理解するよう取り組んでいます。ページに構造化データを含めて、ページの内容についての明白な判断材料を提供すると、Google でそのページをより正確に理解できるようになります。 構造化データとは、ページに関する情報を提供し、ページ コンテンツ(たとえば、レシピページの場合は材料、加熱時間と加熱温度、カロリーなど)を分類するために使用される、標準化されたデータ形式です。
Google は、ウェブ上で検出した構造化データを使用して、ページのコンテンツを把握するだけでなく、ウェブと世間一般に関する情報も収集します。たとえば、下記の JSON-LD 構造化データ スニペットをレシピページに含めて、レシピのタイトルやレシピの作成者などの詳細情報を記述できます。

※構造化データに関する一般的なガイドラインはこちら

▷data-vocabulary.orgを使用し続けたら検索順位は下がるのか

現状、data-vocabulary.orgを使用し続けることによって検索順位に影響が出るという情報は無く、ページとしても有効と認識されるようですが、今後も影響が全くないとは言い切れませんので、なるべく早めに対処した方がよいでしょう。

検索順位を左右するGoogleの検索アルゴリズムは、コンテンツの「質」を重視する傾向が強くなってきました。

キーワード選定から構成、ライティング方法を習得し、Googleに評価されるコンテンツを作りましょう。

流入数900%アップの実績もある弊社のコンテンツ作成ノウハウを、無料でご提供します。

無料で資料をダウンロード

最近の記事