
中小企業では「IT人材がいない」「自社の業務にAIは合わない」といった理由から、生成AIの導入に踏み切れないケースが少なくありません。
一方で、建設業や製造業、医療・福祉などの現場では、深刻な人手不足を背景に、定型業務の自動化や属人化の解消に向けた生成AIの活用が急速に進んでいます。
株式会社コミクス(本社:東京都渋谷区円山町、代表取締役:鈴木章裕)は、提供する「生成AI活用支援サービス」の導入企業が30社を超え、多岐にわたる業種で業務活用が進んでいることをお知らせいたします。
背景・課題
現在、日本の中小企業は深刻な人手不足に直面しています。2025年10月時点の調査では、正社員の人手不足を感じている企業は51.6%に上り、4年連続で半数を超えています。特に建設業では72.4%と極めて高く、有効求人倍率も全産業平均の約4倍となる5倍超で推移するなど、人材確保は構造的な課題となっています。また、製造業や医療・福祉分野でも同様に、多くの企業が人手不足を経営課題として挙げています。 こうした状況下で、業務効率化の切り札として生成AIに注目が集まっています。日本企業全体で生成AIを何らかの業務で利用している割合は55.2%に達しているものの、従業員300人未満の中小企業における導入率は約10%にとどまっており、大企業との間で大きな「AI格差」が生じています。 生成AIの導入事例として報じられるのは大企業やIT企業が中心であり、「自分たちの業界では使えない」「ITに詳しい人がいないと無理」と考える中小企業の経営者は少なくありません。しかし、重要なのはAIの専門知識ではなく、「どの業務に時間がかかっているか」を棚卸しすることです。業務課題さえ明確になれば、AIの適用は業種を問いません。提供内容
1)業種別・導入事例の公開
当社の支援実績では、IT人材が不在の建設会社や会計事務所、福祉施設など、あらゆる業種の現場で生成AIの業務活用が実現しています。- 建設業:PDF工程表・見積書の自動読取り(GASとGemini APIを活用)で現場管理を効率化
- 住宅建築業:設計図面の解析からClaude Codeの全社導入まで、部門横断の業務自動化を実現
- 会計・税理士事務所:公認会計士の経験やスキルを入力し、最適なキャリアパスを提示するシミュレーターを開発
- 医療法人・社会福祉法人:書類作成や情報整理といった間接業務を効率化し、既存のGoogle Workspace環境を活かした仕組みを構築
- 製造業・物流業:受発注データの整理や、配送スケジュール・倉庫管理に関わるデータの分析にAIを活用
2)「生成AI活用支援パック」の相談受付
多業種での導入実績をもとに、中小企業向けの「生成AI活用支援パック」の相談を受け付けています。支援は、以下の3つを柱に、IT専任担当者がいない企業でも導入・運用できる形を前提に設計しています。- 環境構築:Google Workspace+GAS+Gemini APIという構成により、新規システム導入なしで低コストなAI機能を追加
- ガイドライン策定:業務棚卸しアンケートを実施し、全スタッフの課題からAI活用の優先順位を決定
- 定着化研修:定例MTG(隔週〜月1回)で専任講師が伴走し、スタッフへのハンズオン研修やAIの使い方のレクチャーを実施
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特長・強み
- 業務棚卸しからスタートする支援設計:業界知識ではなく業務課題を起点にするため、どの業種でも適用可能
- 既存環境を活かした低コスト構成:月額のAPI費用は数百円程度であり、中小企業でも継続的に運用可能なコスト構造
- 専任講師による伴走型支援:ツールの開発・改善だけでなく、「支援終了後も社内で自走できる状態」を目指す
- 助成金の活用サポート:厚生労働省の「人材開発支援助成金」の計画申請から受給までをサポートし、導入ハードルを低減
想定利用者・活用シーン
想定利用者
- 中小企業の経営層:人手不足や業務過多の解消に向け、低コストで確実な投資対効果を得たい方
- 現場管理者(施工管理、工場長、施設長 等):書類作成やデータ入力、スケジュール管理などの定型業務を効率化したい方
- 管理部門:IT人材が不在でも、社内全体の業務プロセスを改善し、生産性を向上させたい方
活用シーン例
- 間接業務:紙やPDFで届く帳票の自動読み取り・転記、社内問い合わせ対応の自動化、議事録の作成
- 現場業務:図面や専門文書の解析、現場で発生した質疑内容の自動要約とナレッジ蓄積
- 組織力強化:スタッフ自らがAIを活用して簡単なツールを作成・改善できる、自走型組織の構築