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【初心者向け!】Googleアナリティクスを使う前に知るべき基本用語

投稿日:2023年4月4日 /

更新日:2023年8月19日

【初心者向け!】Googleアナリティクスを使う前に知るべき基本用語
● SEO改善● マーケティング

Googleアナリティクスとは、アクセス解析をするツールです。Googleが無料で提供しているのですが、非常に高機能なため、サイトを運営している方の大半がGoogleアナリティクスを活用しています。サイト改善に役立つGoogleアナリティクスですが、そもそも管理画面に表示されている用語が分からなければ、使いこなすことは不可能です。そこで今回は、Googleアナリティクスを使う前に知っておきたい用語をご紹介します。

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目次

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Googleアナリティクスの階層構造

Googleアナリティクスの階層構造

Googleアナリティクスは「アカウント>プロパティ>ビュー」の3つの階層構造で構成されています。Googleアナリティクスを使う前に、階層構造を理解しておきましょう。

アカウント

アカウントは、Googleアナリティクスの階層構造で最も上部に位置するものです。アカウントの下にプロパティ、ビューを紐づけることで、サイトのアクセス解析をすることが可能となります。

Googleアナリティクスでは複数のアカウントを作ることができるため、一般的には会社単位でアカウントを作成します。
例えば、A社とB社のサイトをアクセス解析したい場合、A社で1アカウント、B社で1アカウントを作成することになります。

無料版のGoogleアナリティクスはアカウントの上限が50個となっています。

プロパティ

プロパティはアカウントの下に紐づくもので、サイト単位で作成します。
例えば、A社がコーポレートサイト、オウンドメディア、ECサイトの3つを運営していた場合、「1アカウント、3プロパティ」になります。

無料版のGoogleアナリティクスはプロパティの上限が100個となっています。

ビュー

プロパティの下に紐づくのが「ビュー」で、実際のWEBサイトを登録します。実際にGoogleアナリティクスでレポートを見るのは、ビューの部分になります。
プロパティを作成するとビューが1つ自動的に作られますので、サイト全体のレポートを閲覧した場合には、ビューを追加する必要はありません。

ビューを追加すると良いのは、「PCサイトとスマホサイトを分けて閲覧したい」「独自ドメインとサブドメインを分けて閲覧したい」「ディレクトリ単位で閲覧したい」といったケースが挙げられます。

無料版のGoogleアナリティクスは1プロパティあたりビューの上限が50個となっています。

Googleアナリティクスの便利な機能

Googleアナリティクスの便利な機能

ではGoogleアナリティクスに搭載されている便利な機能をご紹介します。

ディメンション

ディメンションとは、収集したデータを分析するための切り口のことです。
Googleアナリティクスのレポートは「検索エンジンごとのセッションを閲覧する」「ページごとの離脱率を閲覧する」といったように、ディメンションごとに指標を見ることができます。言い換えると、Googleアナリティクスで収集したデータをディメンションで集計した結果がレポートなのです。

2つのディメンションを組みあわえて細かく分析したい場合、「セカンダリ ディメンション」を選択すると、2つのディメンションを掛け合わせて分析することができます。

セグメント

セグメントとは、データを特定の属性ごとに切り分けたものを指します。
Googleアナリティクスで収集したデータをグループ分けして分析したい場合に便利な機能です。例えば、男性と女性のセグメントを追加すると、性別ごとのセッション、コンバージョン率などの違いを分析することが可能です。
よく使われるセグメントには「地域別」「年代別」「自然検索で流入したユーザー」「広告経由で流入したユーザー」などがあります。自分がどのようなデータを見たいか考え、セグメント機能を活用しましょう。

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Googleアナリティクスでよく使われる指標

Googleアナリティクスでよく使われる指標

Googleアナリティクスでの分析では以下のような指標がよく用いられます。

ユニークユーザー

ユニークユーザーとは、サイトを訪れたユーザー数のことです。
同じユーザーが何度もサイトを訪問しても、ユニークユーザー数は1になります。
ただし、同じユーザーがパソコンとスマートフォンの両方でサイトを訪問した場合、ユニークユーザー数は2になります。
「ユニークユーザー数=実際にサイトを訪問した人数」ではないので、注意しましょう。

セッション

セッションとは、ユーザーがサイトを訪問してから離脱するまでの流れのことです。
例えば、ユーザーがサイトを訪問してから数ページ閲覧して離脱した場合、セッションは1になります。もしユーザーがサイトを離脱した後に再度訪問した場合には、セッションは2になります

また、Googleアナリティクスでは同じページに30分留まった場合にはサイトの滞在が終わったとみなすため、30分経ってから同じサイト内で何かしらのアクションを起こした場合は新たなセッションになります。

平均セッション時間

平均セッション時間とは、ユーザーがサイトに滞在した時間のことです。
セッション時間が長いほど、そのサイトに長く滞在したということになります。
セッション時間は、最初にページ閲覧を開始した時刻と最後のページを閲覧した時の時刻の差で求められます。

最後に閲覧したページは別のページに遷移しないことから、滞在時間が0になります。平均セッション時間には最後に閲覧したページの滞在時間が含まれないことを覚えておきましょう。

ページビュー数(PV数)

ページビュー数とは、ユーザーがサイト内で閲覧したページ数のことです。
例えば、1人のユーザーがサイトを訪問して5ページ閲覧した場合、ユニークユーザー数は1、ページビュー数は5になります。

平均ページ滞在時間

平均ページ滞在時間とは、ユーザーがページを閲覧した時間のことです。
ページ滞在時間が長いほど、そのページが長く閲覧されたということになります。

滞在時間は、そのページの閲覧を開始した時刻と別のページに遷移した時の時刻の差で求められます。
したがって、離脱したページは別のページに遷移しないため滞在時間が0になるので注意してください。

ページ/セッション

ページ/セッションとは、1セッションで閲覧されたページ数の平均です。
ページ/セッション数が多いほど、1回の訪問で閲覧されているページが多いことになります。

離脱率

離脱率とは、そのページで離脱された回数の割合のことで、「そのページ全体のPV数÷離脱数」で求められます。
例えば、ページのPV数が100、そのページからどこにも遷移せずに離脱した数が70の場合、そのページの離脱率は70%になります。

離脱率が高いページは、そのページを見て離脱したユーザーが多いということになります。
例えば、申込完了ページなどで離脱率が高い場合には問題ありませんが、商品紹介ページや手続きページで離脱率が高い場合には何かしらの問題があるかもしれないため、改善が必要になることもあります。

注意して欲しいのは、離脱率が高いページが悪いわけではないということです。例えば、「申込完了ページ」「よくある質問」などで離脱率が高い場合、ユーザーはそのページを見て申込を完了したり、疑問を解消できたりしたから離脱していることになります。このようにユーザーが満足して離脱したと考えられる場合には、離脱率が高くても問題はないのです。

直帰率

直帰率とは、ユーザーが1ページだけを閲覧し、そのままサイトを離脱した割合のことです。
1ページだけ閲覧して離脱したものが直帰ですので、他のページに飛んだ場合は直帰になりません。

コンバージョン

コンバージョンとは、サイトの目標を達成したユーザー数のことです。
Googleアナリティクスでコンバージョンを計測する場合、目標設定をしておく必要があります。目標設定していないとコンバージョンが表示されないので、サイトの目的に応じて目標設定しましょう。
よく目標達成ページに設定されるのは、「商品購入完了ページ」「会員登録完了ページ」「資料請求完了ページ」「問合せ完了ページ」などです。

検索クエリ

検索クエリとは、ユーザーがGoogleやYahoo!、Bingなどの検索エンジンの検索窓に入力した語句のことです。
Googleアナリティクスで検索クエリを表示させるためには、Googleサーチコンソールに登録し、連動させる必要があります。

トラフィック

トラフィックは、サイトを訪問したユーザーがどこからアクセスしたかを示します。
トラフィックを見れば、自然検索や他サイト、広告、SNSなど、どのサイトからアクセスされたのかが分かります。

Googleアナリティクスでは①リアルタイムレポートのトラフィック②すべてのトラフィック、の2つを確認できます。
リアルタイムレポートの「トラフィック」では、今現在サイトにアクセスしているユーザーのトラフィックが表示されます。
一方、「すべてのトラフィック」では、一定期間内のトラフィックが表示されます。

リアルタイム

Googleアナリティクスのリアルタイムは、今現在のサイトへのアクセス状況を示します。
サイトにアクセスしているユーザー数やトラフィックなどを確認できます。

Organic Search

Organic Searchは、GoogleやYahoo!、Bingなどの検索エンジンからのアクセス状況を示します。ただし、広告などを除いた、純粋な検索結果からのアクセスのみが表示されます。
「ユーザーがどのようなキーワードで検索をしてサイトに訪問したのか」が確認できると覚えておきましょう。

Social

Socialは、TwitterやFacebook、はてなブックマーク、NavorなどのSNSからのアクセス状況を示します。

Referral

Referralは、他サイトからのリンクによるアクセス状況を示します。
Referralからのアクセス数が多いほど、他サイトからのアクセスが多いということになります。

Direct

Dirrectは、URLの直接入力やブックマーク、LINE 、QRコードなどからのアクセス状況を示します。

Paid Search

Pail Searchは、リスティング広告からのアクセス状況を示します。

デバイス

デバイスは、パソコン(desktop)やスマートフォン(mobile)、タブレット(tablet)など、ユーザーがどの通信端末でサイトにアクセスしたかを示します。

まとめ

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスはサイト運営には必須のツールです。
まずはしっかりと用語を理解し、管理画面の見方をマスターしましょう。
Webサイトの現状を確認し、改善に役立ててくださいね。

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